スタジオジブリの作品が日テレ「金曜ロードショー」で放映されると、その日(又は次の月曜日)のNY株式市場、海外指標や為替が高い確率で大荒れとなると一瞬にわかには信じ難い都市伝説がある。
週明けの日経平均株価が急落して恐れられている法則、これをアマノリー・ジンクスといわれる。
アマノリーとは、今までの伝統的な投資理論で説明できない市場の変則性。つまり、理屈では説明できない何か不吉なもの。
一般にジブリといえば、明るく楽しい、子供向けのような映画であるが、それが、真逆の恐ろしいものに変わるのはいったいなぜだろう。
子供の夏休を狙って、数週間ジブリ作品が放映されることは毎年定番となってきているが、
放映後の東京市場で、株・為替市場が大荒れになり、その危険性を危惧する個人投資家も多いとか。
ちなみに過去2年を拾ってみると
2011年 7月8日「魔女の宅急便」 約▼70円
2011年 7月15日「ゲド戦記」 約▼85円
2012年 7月6日「千と千尋の神隠し」約▼124円
2012年 7月13日「となりのトトロ」約△31円
確率が4分の3では、まあ、確率は高そうである。
原因を調べていくと、
どうやら日経平均株価は、もともと7月に暴落する可能性が高いらしい。
その原因となるのが、ちょうど放映時間帯に重なって、7月の米雇用統計が発表されることだ。
詳しい統計によると、ジブリの放映と重なった9回の雇用統計の発表のうち、8回もが、市場予測を下回り、ドルが円に対して下落したようだ。
まあ、タイミングの悪いところに見事にジブリが重なるので、都市伝説にしてしまったのだろう。
ジブリのせいではないが、これが同時期に行われる、カップリングは、ある意味、紛れも無い都市伝説ではないだろうか。
まあ、調子が悪い時は都市伝説に委ねて、’ジブリの呪い’だったと、なぐさめるのもありかなぁ。
ジブリの法則なんだから、ついてなかったって。
ん?それじゃ済まされない…だよね~。
今日は、まさにその都市伝説の日、そしてジブリ作品「天空の城ラピュタ」が放映されるのは、10数年ぶりという。
日本のデイトレーダーにとっては、手に汗をかきながらの鑑賞となるやら。
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