フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第一線の結果は、浅田真央選手が見事、2位と10点以上差の得点をつけ優勝した。
スケートアメリカの最終日が20日、アメリカのミシガン州デトロイトで行われた。
19日までのショート・プログラムでも、真央ちゃんは、首位であり、そのままフリーでも堂々の1位出会った。合計204.55点という高得点で、真央ちゃんがよく口にする”ノーミス”とはいかなかったが、素晴らしい出来ではないだろうか。
いくつかの解説を聞いていたら、技術が更に高くなり、演技もより深みが増しているとの事だった。
例えば、3回転ジャンプが以前のオリンピックでは4種類6回が、6種類8回になっているという。
猛練習を日々重ねているのは皆の知るところではあるが、そんなに伸びるもの、まだまだ成長の過程であるということに驚かされる。
また、あえて体重を増やしたことにより、演技にメリハリが付き安定してきたということだ。
以前何かの番組で、ケーキは半分食べるのが精一杯で、1個食べるとすぐに体重が増えるといっていたことを思い出す。それが決して辛そうという訳でもなかったが、どちらかというと、目標が大きければ、それは些細なことといった感じだった。
技術と体の成長との微妙なバランスの取り方が難しいなんて、こんな繊細なスポーツを通して初めて知ったことだった。
オリンピック後には以前のようになかなか調子もあがらず、一時心配していたけど、大分本来の真央ちゃんらしさが戻ってきて、ちょっと安心した。
ただ、何時も気になるのであるが、どうして彼女の選曲はいつも暗かったり、悲しかったりするのだろう。可愛くて華奢な感じの体と反比例するような重厚な曲が多い。彼女の技術がそういった重みのある曲にフィットするのだろうか? 軽くてテンポの良い曲では、力が入れにくいのかしら…と素人ながらにふとよく考えてしまう。
ファイナルは、2013年12月5~8日、日本・福岡である。また、真央ちゃんの活躍を是非期待したい。
ちなみの男子は、町田樹が優勝。4位高橋大輔、6位小塚崇彦の結果だった。
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