秋バテとは?解消法 対策

夏バテならぬ秋バテという言葉が目にとまりました。秋バテってどういうことでしょう。また、その原因は何か、それをどうやって解消していくか、その解決法と対策を健康・食事の面からも考えてみます。秋バテを予防するよい食べものって何があるでしょうか。

曼珠沙華

まず秋バテについて

「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、天候や気温がぐっと変化してくるこの頃に、体調を崩しやすくなります。

それが、「秋バテ」です。特に近年の猛暑には、並ならぬ気力でなんとか乗り切らなければと、服の調整や室内の空調、水分や栄養に、十分気を遣ってきたことと思います。

急に涼しくなってきたことで、その張りつめていた気分が一気に解放され、力を抜いたとたんに気分が脱落してしまします。まさに今がそのときですね。

そのほかに考えられる原因
1)夏の生活がそのままの人
夏のおいしかったビールや酎ハイが、体に染みついて、その勢いで飲み続けている人。夜はだいぶ冷えてきましたので、体を冷やします。

2)台風や9月の長雨の影響
初秋は、四季のうちでも天候の変化が激しいです。特に台風による気圧の変化で、日ごろは見られない頭痛・めまい等、ちょっとした体調変化を起こしやすいです。

3)朝夕の寒暖差や日々の温度差が著しい
お昼Tシャツで過ごせても、夜は長袖のパジャマが必要になったり、昨日涼しかったのに今日はまた暑いといった、6時間毎位に変化が絶えません。いつも感度をよくして、臨機応変の対応が望まれます。

秋バテの解消法や対策
1)飲み物は常温や温めたものを
お昼はまだまだ暑いので、冷たいものがほしいかもしれませんが、夜は冷えてきますので、ビールは量を控え、焼酎の常温やぬるいお湯で割ったりと、切り替えていきましょう。

イラスト

また、夕食に温かい野菜等が入った軽めのスープをとりいれて、弱っていた胃腸をゆっくりいたわってあげましょう。コーンスープやビタミンEの多いカボチャのスープ、いかがでしょう。

2)シャワーをやめて湯船につかる
暑すぎて、湯船につかるのをすっかりやめてしまっていた方も多いと思います。かといって、すぐには湯船も暑すぎる方は、ぬるめに入れたり、半身浴などが好ましいです。少しずつ、湯船に戻していきましょう。

3)涼しくなったからといって、活発に動かない。
夏場にやりたくても遠慮しがちだった激しい運動や行動は、急激にやると、思わぬ疲れが出ます。夏の疲労は思ったより貯まっていますので、少しずつ体を慣らしていきましょう。急に山登りでなく、近場の散歩やピクニックから、激しい動きのあるスポーツは、朝夕の軽いランニングから等、少しずつ増やしていきましょう。

食事に取り入れたいものは

ずばり「ショウガ」です。
ショウガは免疫力を高めたり、血液をさらさらにしてくれるので、夏の弱った体にぴったりです。
なにより、体を温めてくれます。

こんな驚きの本が出ていたので、思わず買ってしまいました。有名な調味料が主役の本っておもしろいですね。

そして「秋野菜」です。
山芋・ゴボウ・レンコン・にんじん・きのこ…
根っこの野菜は、体をより温めてくれます?

最後に

秋バテの何よりの対策は、実は何かをするのではなく、”ゆっくり”時間をとって、まずは、夏の疲れをとり、弱った体のメンテナンスをすることが先決です。
それに加え、季節の変わり目は、心身ともにストレスも持ちやすいので、あくせくせず、無理のない生活を心がけましょう。

気温が安定してきたら、ほらたくさんの楽しみが待っているじゃありませんか。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋……。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください