『はんなり』という言葉が、数日前よくヒットしていたので、
気になっていた。
はんなりは、京都言葉の代表格で独自の秘めた美しさを持つ響きがあって、
ちょっとお近づきになりたい言葉であった。
私の認識では、はんなりと言われると、
シルクのような上品な布が、ふんわりと掛けられている様な感じで、
ふわっとした優しい感じに勝手に受け止めていた。
ところが、調べていると、まったく違うわけでもないが、
どうやら大事な要素が欠けていることが分かった。
はんなりとは、広辞苑によると、
”落ち着いたはなやかさを持つさま。
上品に明るいさま。視覚・聴覚・味覚にもいう。「-とした味」”
何と、語源が「華あり」で、それが変化してはんなりとなったようで、
”「華」やかさ”がなければならず、ふわーっとしたものとは、対照的だ。
そしてもう一つのポイントが”上品さ”。
この 華やかさ と 上品さ が重なりあってはじめて 「はんなり」になるようだ。
また、「陽気で上品な明るさ」「すかっとしたさま」という意味でも用いられる。
ここで、また広辞苑に戻ると、
視覚・聴覚・味覚にもいうことを当てはめてみると、
視覚…はんなり美人…気品があって華やかな人、品があって華のある人
聴覚…クラッシック作曲者を考えたけど、今ひとつ浮かばなかったが、
楽器で言うと、まさに”琴の音”
味覚…はんなり豆腐というのがあるらしい。上品でさっぱりした味かなぁ。
味覚に関しては、知恵袋で面白い記事を見つけた。
はんなり美人さんは、この間記事を書いた織本美織さんや松たかこさん、
個人的には、韓国女優のキム・テヒさん等、だいぶイメージができあがったが、
聴覚・味覚ではんなりを使うにはまだまだ熟練を要すようだ。
はんなりという言葉が似あう女性、憧れますねぇ。
少しずつでも近づきたいものです♪
スポンサーリンク
はんなり。随分と勝手に解釈してました(笑)。
なんとなく、京風の半なりした?さまでほんわかしたした風情の人のことも言うのかとも。
はんなりの半はやはり秘めた余韻が感じられます。
関西人でないとぱっと出てきそうにない言葉ですが、
キレイな日本語ですねぇ~。
はんなり美人、めざしましょ(^^♪
コメントありがとうございます。